「どーする!?ドコドコ町」
(原題:The Tower Of Dr. Zalost)
(あらすじ)
今、ドコドコ町に最大の危機が迫っていた・・・。
人を無気力無感動にしてしまう砲弾を発射する巨大な塔、その塔の主ドクター・ジャールストはそうやって世界中の町から研究費という名目の多額の金を奪っていたのだ。ドクター・ジャールストの今度のターゲットはドコドコ町!
ジャールストは町長に333億ドルを支払わないと、町中の人間を無気力無感動にすると脅迫するのだった。だがしかし、その要求は拒否されたのだった。怒ったジャールストの手により、ドコドコ町の住人は全員無気力無感動にされてしまった。
いや、ただ一軒の家だけその被害を逃れていた。そうカーレッジ達の家である!その事に気付いたジャールストは、目標を農場に定めると巨大な塔で迫ってきた。ユースタスは砲弾を受けても何故か無事なのだが、ついにミュリエルが砲弾を受けて、やる気ゼロになってしまう!
カーレッジはミュリエルを元に戻すため、ジャールストの塔にユースタスの協力を得て侵入する。果たしてカーレッジはミュリエルを、いやドコドコ町の人間を元に戻し、ジャールストの野望を阻止する事が出来るのだろうか?そしてそのカギが、ミュリエルの作った「幸せになれるハッピープラム」が握っている事を、カーレッジはまだ知らないのであった・・・。
(今日のゲスト)
ドクター・ジャールスト、チウ、ドコドコ町長、ハゲオヤジ、その他
(解説)
「おくびょうなカーレッジくん」のシーズン2最後の話。そのせいなのでしょうか、今回はカーレッジとしては初めての30分1話形式となっております。そしてその30分の中に、「おくびょうなカーレッジくん」の魅力が余す所なく詰め込まれているのは、さすがと言う他無いでしょう。
今回登場のドクター・ジャールストは、自分が幸せな気持ちになった事が無いため、他の人間をも道連れにしてこのような塔を作ったという、まあすごい迷惑なキャラですね。そして彼は幸せになるために、お金を集めていたのですが、それでも幸せになれなかった。ではジャールストは何を集めれば良かったのか?それは今更説明する必要は無いでしょうし、どうやらジャールストもうすうすと感づいていたようですし。
ジャールストの塔の外観はコンピューターにより描かれていて、かなりの迫力があります。それだけでなくその内部のギミックも巨大である、という事を意識してデザインされています。まさにシーズン2のラストという事を意識して設計されているのでしょう。
そして一番の見所は、なんといってもカーレッジの大活躍。特にジャールストとの「言葉当てゲーム」による対決は、実にいつもの「おくびょうなカーレッジくん」らしくていいですよね。
今回ばかりは、さすがのユースタスもちょっぴりだけカーレッジに協力。もっともお金でつられたんでしょうけども。
今回一番の功労者(?)は、ミュリエルのハッピープラムでしょうか?ここまですごい威力のプラムって、一体どんな味がするんでしょうね?ちょっと怖いような気もします。
(今日のギャグ)
カーレッジがプラムに乗せるサワーを分けなおしているシーン
「A地点からC地点へ・・・」
これはその昔、ザ・ぼんちという漫才グループが使って一世を風靡したギャグなのですが、元々はワイドショーで使われていたフレーズ。「そうなんですよ、川崎さん」と言えば、解る人もいるかな?
(今日のビックリ!)
また出ました「目ん玉ビックリー!」でも今回は目が増えてしまって、見ているこっちが「目ん玉ビックリー!」してしまいます(笑)。 |