第14話 |
「キキカイカイ魔法の木」 (原題:The Magic Tree Of Nowhere) (あらすじ) 新しく買った台所のカーテンについていた、オマケの種。カーレッジがその種を蒔いた所、見る見る育ち、巨大な大木になってしまった。 その大木はただの大木では無かった。なんと願いを何でも叶えてくれる、魔法の木だったのだ。ミュリエル達は、新しいオーブンや、新しいブルドーザーのおもちゃ、そして映画などを見て楽しんでいる。だがユースタスはそれがとても面白くなかったのだ。 ユースタスがふと口にした言葉のせいで、ミュリエルの脳ミソが増えてしまい、ミュリエルは病気に。ユースタスはそれを口実に魔法の木を切ろうとするのだが、カーレッジはなんとかして魔法の木を守ろうとする。 その時、魔法の木が突然口を開いて喋り始めた!魔法の木の言う事には、ミュリエルの病気を治す方法を三日後に教えてくれるとの事。だがその三日後には、魔法の木は切り倒されてしまう運命だと言うのだ・・・。 (今日のゲスト) 魔法の木、ヴィンダルー、うなぎ (解説) このお話より、シーズン2となります。シーズン1と2の違いは、まずオープニングのテレビに映る悪役。そして最後の「THE END」のカーレッジの画像などですね。 今回の見所としては、なんでも出来る魔法の木と、それに嫉妬するユースタスでしょうか?ユースタスは、確かに役に立ってはいないのですが、間違いなくこの家の「主」なわけです。ところが魔法の木の出現により、その「主」の地位を脅かされてしまうわけです。これはユースタスにとっては、大問題なわけなのです。「そんな事にこだわるなんて、アホじゃないか?」と思うかも知れませんが、これを読んでいるあなたも、もしもある時、自分の地位を脅かすような存在が現れたとしたらどうでしょうか・・・? さて今回登場した魔法の木は、口の部分だけ実写合成で作成されています。実はこの手法は、アメリカなどでは比較的歴史も古い、ある意味「ポピュラー」な手法なんですよね。アメリカ人は、会話と唇の動きが合っていること、いわゆる「リップシンクロ」に非常にこだわります。これはそのこだわりの結果、生まれた手法なのです。有名なところでは、「クラッチカーゴ」などでも使われていましたよね。「クラッチカーゴ」について知りたい方は、 こちらを参照してください。 (今日のダジャレ) 砂のお城を作っているカーレッジ。 「砂のお城、こわスナ~」 砂だけに、細かいダジャレですね(笑)。 |
「だめだめロボット」 (原題:Robot Randy) (あらすじ) 宇宙のある星で。ここに住む、心優しきロボットのランディは、仲間から「だめロボット」としていじめられていた。だがランディは自分が「だめロボット」では無い、という事を証明するために、ある惑星を一人で征服するべく出発した。その惑星は、地球であった・・・。 地球。ドコドコ町のカーレッジ達の家に着陸するランディ。ランディは早速カーレッジ達を奴隷として強制労働をさせる。だが夜一人でトナカイの彫刻を作るランディを、カーレッジはこっそりと見ていたのだった・・・。 そしてとうとうカーレッジとランディが対決することに!果たしてカーレッジはミュリエル達を解放することが出来るのか? (今日のゲスト) ランディ、ロボット達 (解説) 今回のお話は、「おくびょうなカーレッジくん」でもしばしば繰り返される、「自分らしく生きる」というテーマです。今回登場するランディは、仲間からは「だめロボット」と揶揄されますが、でも彼には「トナカイの彫刻」を作るという事にかけては、誰にも負けないという特技を持っています。周囲の目を気にせずに、自分の得意な事が何か一つあればそれでいい、これは今後、何度も出てきますので、憶えておいてください。 さて今日の見所は、ランディ対カーレッジでしょうか?カーレッジくんの勝負の特徴として、スポーツやクイズなど、全然関係ない事で決着をつけるというのがあるのですが、今回はダンス勝負!二人のダンスを楽しみましょう。 (今日のダジャレ) ついにランディを怒らせてしまい、「これでおしまいだ!」と言われるカーレッジ達。でもそこで・・・ 「おしまいと獅子舞は違うよね~!なんてね。」 こんな時にも、ダジャレを忘れないとは・・・。さすがですね。 |