名探偵マーニー
珍しくネットの流行りに乗っかって、「名探偵マーニー」なんぞを読んでいました。
女子高生が主人公の探偵物で結構面白かったんですけど、やっぱちょっと惜しい点が目立ったかな。
とにかく一番の問題点はページ数が限られてる、って事なんですよね。
掲載誌が週刊マンガ誌でしかも続き物じゃなくて週一の読み切り形式だから
ものすごいテンポ良く読めるんだけど、それが仇となってページ数足りなくて
「あれこれで終わり?」みたいな話が結構あるんですよね。
風呂敷をでっかく広げたわりにはあっさり解決しちゃう話とか、
逆にまとめるために思わぬ方向に広がっていく話とかあって、
ちょっとご都合主義っぽく見えてしまうことがあって、
そこがどうしても気になるんですよね。
毎回「事件」「依頼」「調査」「解決」はどうしても入れないといけないから、
自ずと調査のあたりがあっさりめなんですよね。
本当だったらこの調査もっと時間かかるだろ、って思っちゃう事が結構あります。
もっとも「週刊マンガ誌」である事を考えると、
これで正解なのかな、って思うんですよね。
謎をあまりにも長く引っ張りすぎちゃうと、読者も忘れちゃうだろうし。
それにそのおかげでこれだけ大量のネタを出せたのは、
やっぱり素直にスゴイと思います。
あと不満なのは、メインの敵キャラである「メカニック」関連でしょうか。
詳しくは書かないけど、結構引っ張った割にはちょっと肩透かしというか…
あそこまでやっておいて「実は◯◯でした」とやるのは、
ちょっと反則じゃないのかな?と思うんですよね。
やっぱりあそこまで大きい悪役っていうのは、
逆に動かしづらくなる物なんですかね?
それから意図的な物なんでしょうけど、肝心のマーニーの本名が不明なのが、
ちょっとモヤモヤするポイントなんですよね。
「どこにでもいる普通の女の子」というイメージなんでしょうけど、
ちょっともったいない感じ。
そういう部分も含めて、全体的にもっと深く描写できそうなんだけど、
あえてそこまで行かずに寸前で踏みとどまっているという印象をウケます。
なんか否定意見っぽいのばっかり書いたけど、
普段の事件とか学校関連とかはかなり面白いので、
色んなキャラクターがわちゃわちゃしてるのが好きな人にはオススメかもです。