X-MEN!それは悪のミュータントと闘う若きミュータント達
プロフェッサーXことエグゼビア教授の下に集まった
サイクロップス!ジーン・グレイ!スパイク!ウルヴァリン!
ストーム!ローグ!シャドウキャット!ナイトクローラー!
パワーは正義のために!
「X-MENエボリューション」とは?原題「X-Men: Evolution」。 そもそも「X-MEN」とはアメリカの大手コミック会社「MARVEL COMICS」を代表する作品。1960年代の始めにうみだされる。超能力を持つミュータント(突然変異)が正義と悪に別れ闘いを演じるという物。だがしかし単純に正義とも悪とも割り切れない、魅力あるキャラクターと奥の深い壮大なストーリー展開で今も人気を博す。TVゲームや実写映画になったのは記憶に新しい。 その「X-MEN」のキャラクター達を高校生に置き換え、さらにストーリーをより判りやすくシンプルにしたものが「X-MENエボリューション」である。 |
ここエグゼビア学園では、プロフェッサーXに集められた若きミュータント達、すなわちX-MENが、自らの能力を正義に役立てるために、日夜訓練に励んでいた。しかし一方でマグニートーをボスとする悪のミュータント集団、ブラザーフッドはその能力を使い、悪事を働くのであった。そんなX-MENとブラザーフッドの闘いを描いた作品、それが「X-MENエボリューション」である。
ただでさえ数の多いキャラクターの中から人気のあるキャラクターをピックアップしたとは言え、キャラクターの数はレギュラーだけでも軽く 10人を越え、またそれぞれが複雑な人間関係でつながっている(原作よりはすっきりしていますが)。また敵と味方が同じ高校に通っているという設定も、それってなんだか生徒会と不良グループの小競り合いじゃん?みたいにしか見えないため、数回見ただけではその魅力は解りにくい。だが何度か見ている事により、その面白さは伝わってくるはずである。
また原作ファンにとっては、「なんでこのキャラがこんな事になっているんだ!」というシーンもあるだろうが、そこは「それはそれ!これはこれ!」と素直に受け入れて楽しむのが「X-MENエボリューション」の正しい楽しみ方だと思います。
尚、全話ガイド中で赤字は原作コミックの「X-MEN」に関連する記述。 青字は実写映画版「X-MEN」「X-MEN2」に関連する記述。 緑字はカプコンより発売された格闘ゲーム「X-MEN」「MARVEL SUPER HEROES」「X-MEN VS ストリートファイター」「MARVEL SUPER HEROES VS ストリートファイター」「マーブルVSカプコン」「マーブルVSカプコン2」に関連する記述となっております。 |
2002年12月より「CARTOON NETWORK」にて放送が開始された。 |
カートゥーン横丁 リマスター版によせて
「X-MENエボリューション」は、当時実写映画の「X-MEN」があって、その直後くらいに作られた作品ですよね。カプコンの格闘ゲームをやっていたおかげで「X-MEN」の知識はあったので、当サイトでも取り上げました。
この作品も最終章にあたるシーズン4が日本未放映なんですよね。シーズン3のラストで強敵アポカリプスが復活!さあどうする!?という所で終わってしまっているので、本当なんとかしてほしいものです。
ところでキャラ紹介ページで全員に「全く困ったものである」と書いたのは、島本和彦先生の「風の戦士ダン」単行本の怪人カードが元ネタなんですけど、なんでそんな事をしようと思ったんだろうな、当時の自分…。全く困ったものである。
by LOU (2025.9.2)