サムライジャックの事ならカートゥーン横丁
はるか遠い昔、さる国で… |
原題「Samurai Jack」。
主人公は侍の「ジャック」。さる国の領主である彼の父親が、かつて封印したはずの妖怪「アク」が甦る。
まだ幼かったジャックはアクを退治するために、世界中を回り修行を積む。そしてジャックは父がかつてアクを封印した際に使った「魔力の刀」を持ち生まれ故郷に戻りアク退治にのりだすが、あと一歩という所でアクの罠にはまり、はるか未来の世界に飛ばされてしまった。
ジャックはアクの支配する未来世界で孤独な旅を続けながら、アクを討ち倒し自分の生まれた時代へ帰る方法を探している…というどこか伝奇的な雰囲気を持つ作品、それが「サムライジャック」である。
「デクスターズラボ」「パワーパフガールズ」を手がけた、ゲンディ=タルタコフスキー監督による作品。その独特のストーリーとキャラクター、アクションは従来のカートゥーンの常識を覆えし、多くのファンを獲得している。
また「侍」について大変良く研究されており、ジャックのキャラクターも、寡黙にして礼儀正しい正義の味方として設定されているのが興味深い。
日本では2002年の4月より「CARTOON NETWORK」にて放送が始まった。
カートゥーン横丁 リマスター版によせて
「デクスターズラボ」では専門のホームページ(デクスター堂本舗)を作りましたが、他のカートゥーンのホームページも作りたいな、と思ったのはやっぱり「サムライジャック」がきっかけです。本当カッコいいですよね。
最終章となるシーズン5が、2017年にアメリカで放映されました。こちらは未だ日本では放映されていないので、なんとか放映してほしいところですが、今となっては色々難しいんでしょうね。
ところで本作を見直していると、意外にもバットマンのアニメイテッドシリーズをオマージュしたような演出が、結構多いことに気づきました。まあゲンディならやりかねないかあ。
by LOU (2025.9.2)