自分の感覚を信じる
Twitterに書いたことのまとめ。
最近良く「迷ったら自分の感覚を信じろ」とか
「自分の直感で選べば大丈夫」みたいな事が言われるじゃないですか。
でも自分としては「自分の感覚」こそ、
真っ先に疑った方がいいと思うんですよね。
「自分の感覚を信じる」って、なにか二者択一なことが
あるような場合に言われると思うんですよ。
それで例えばなにか選ぶような場合、
「A」という物と「B」という物の中からどちらかを
選ばないといけない場合、いきなり自分の感覚を
信じてどっちか選ぶ、って
一番やっちゃいけない事だと思います。
そういう時にはまず「A」と「B」をしっかりと比較する。
それぞれのメリットとデメリットをちゃんと見極める。
場合によっては他の人にアドバイスを求めてみる。
とにかく徹底的に比較していって、
それでもまだ迷うような時に
はじめて「自分の感覚を信じて」片方を選ぶ、
そういう事だと思うんですよね。
何も考えないでただ「自分の感覚を信じる」というのは、
多分最悪な方法だと思います。
良く言われるんですが「運を天に任せる」っていうのは、
自分自身の力で出来ることは全部やって、
もうこれ以上努力できることは無い、という所まで来て、
そこで初めて「運を天に任せる」となるんですよね。
それに「自分の感覚を信じた」結果として、
もし間違ってしまったような場合、当然それは
受け入れないとならないですし、自分の責任になるんですよね。
「自分の感覚を信じる」って本当はとても重い言葉だと思います。