ジャパニメイテッド 33話

「悲しき生命体」

まあ今回はもともとが、BWファン向けな内容だったので、
ワスピーター役の声優さん連れてくるのはアリだとは思いますが、
それにしても、内容と演技に差がありすぎなんじゃなかろうか。
せめてワスプの時から、同じ人使えば良かったのにねえ。

そしてあのラストシーン。
確かに他にBW声優がいる状況では、セリフを入れたくなるのも解るけど、
でも原語版ではセリフも何も無しで「もしかしたら…?」と
あえて含みをもたせていたんだけどね。それを喋らせたら、色々台無しだと思うの。

上にも書いたけど、BWリスペクトキャラクターに、BW吹き替え声優さん
連れてくるのは、全然アリですよ。むしろどんどんやって欲しいですよ。

ただし

それだったらG1リスペクトキャラクターには、ちゃんとG1吹き替えに
携わった人を連れてきてくださいよと。いやG1だけじゃ無しに、
他の全トランスフォーマーシリーズも含めての話なんだけどさ。
明らかにBWシリーズ「だけ」優遇されすぎだもん。バランスがおかしい。

何度も言うけど、「ビーストウォーズ」だけが「トランスフォーマー」じゃ無いんですよと。
「ビーストウォーズ」は「トランスフォーマー」の一部にすぎないんですよと。

あと気になったのは、オプティマスとセンチネルの揉めているシーンとか、
センチネルがブラックアラクニアに色々ひどい事を言うシーンとかが
カットされてるなー、って事。なんかこう
「いい人でいましょうね」「揉め事は見せないようにしましょうね」
なんて感じのカットの意図を感じてしまう。

その気持ちは解らないでも無いけれど、でもオートボット達が
単純な「正義の味方」じゃなくって、時にはケンカしたり、あれこれ悩んだりして、
それで少しずつ成長していくのが「アニメイテッド」の面白さの一つだと思うんだよなぁ。