このコーナーでは、カートゥーンにありがちな質問、また実際に寄せられた質問に関して、可能な限りお答えしていきます。質問ある方は、メールまたは掲示板までお願いいたします。またお寄せいただいた質問に関しては、このコーナーに採用させていただく事がありますので、あらかじめご了承ください。 |
カートゥーン横丁 リマスター版によせて
掲示板とかで色々質問される事もあったので、ある程度の内容をまとめておいたページです。
特に「デクスターの音楽はダニー・エルフマンですか?」という質問はやたらにもらって、一体どういう事なんだ?そんなに似てるのか?と疑問だったんですが、後にマイケル・キートン版の「バットマン」(一作目)を見た時に「ああ、確かに似てるわ…」と思いましたとさ。
by LOU (2025.9.2)
デクスターズラボ関連
1.デクスターの年齢って?
2.デクスターの学校って?
3.デクスターの本名って?
4.デクスターの好きな食べ物って?
5.パパの職業って?
6.デクスターの家族って?
7.デクスターのラボってどこにあるの?
8.デクスターの好きな人って?
9.「デクスターズラボ」のシーズン3ってなんで絵柄が違うの?
10.シーズン1,2とシーズン3の違いって?
11.「デクスターズラボ」の音楽を担当したのは、「ナイトメア ビフォア クリスマス」の音楽を担当した「ダニー・エルフマン」ですか?
サムライジャック関連
1.ジャックの本名はなんですか?
2..第1話に出てくる女性は、ジャックの母親ですか?それとも祖母ですか?
X-MENエボリューション関連
1.スパイクってオリジナルキャラクターなんですか?
ビリー&マンディ関連
1.マンディってノーパンなんですか?
KNDハチャメチャ大作戦関連
1.ナンバー5は女の子なんですか?なんで男の人が声をやっているんですか?
2.ナンバー3の本名は「クキ」?それとも「クッキー?」
3.ナンバー2からナンバー5までは、第26話「引退の危機をはねとばせ!」で記憶を消されたはずじゃないんですか?
その他カートゥーン関連
1.どうしてカートゥーンのキャラは指が四本なのですか?
2.○○は現在未放送なのですが、いつ放送しますか?
3.「幽霊城のドボチョン一家」はどうして放送しないんですか?
4.「チキチキマシン」のDVDには音声が途切れている所があるけど、どうして?
一見簡単なような質問です。しかし実にこれが非常に私を悩ませてくれた問題でもあります。 まずカートゥーンネットワークの「デクスターズラボ」のCMで、以下のような物がありました(最近でも放送されているのかなあ?)。
「僕の名前はデクスター。若干7才にして、自分のラボを持っている天才少年…」
これはデクスターの台詞で、自分で「7才」と言っています。また同様に別バージョンのCMで…「僕がこの世に生を受けて…」で始まる、本編の映像の再構成バージョンがありますが、それの「この世に生を受けて…」の後には、約7年を示す数字が入っていました。
また「トゥーンクイズ」では、「Q、デクスターの年齢は?」「A、7才」となっていました。
そのため、当初自分は「デクスター=7才説」を唱えていました。そしてディディは、「ハンサムデクスター記念撮影の日」「鉄棒なんて大嫌い」の話でわかるように、デクスターの2才年上なので9才となります。
… がしかし、その「ハンサムデクスター…」の話を見ると、ディディの記念写真が5枚。デクスターの記念写真が3枚あります。つまり、ディディの現在の学年は、記念写真プラス1年、つまり6年生。同様にデクスターは4年生となります。でもはたして、7才=4年生なんでしょうか?そうなると3才=1年生になってしまうし…。となるとやはりディディ=11~12才、デクスター=9~10才、と考えるのが正しいと思われます。でもそうすると先ほどのCMと矛盾していきます。
これらの矛盾をうまく説明するには、「デクスター達が成長している」と仮定する必要があります。つまり第1シリーズでは、デクスター=7才、ディディ=9才であり、第2シーズンの「ハンサムデクスター…」の回までに成長して、デクスター=9~10才、ディディ=11~12才となったわけです。そういえば誕生日の話もありましたね。
というのが、私の結論です。ちなみに設定などを見る限りでは、やはりデクスター=4年生、ディディ=6年生となっているようです。
これはまあ何度も出てきますので、簡単。「フーバー(Huber)小学校」です。ディディも同じ学校です。…が、どういうわけか、たった一度だけ、ディディの学校が違っていた事があります。第34話「ディディの宿題」。この話の最後に出てくる、ディディの学校が、どういうわけかいつもと違っています?何故でしょう?まあ、その辺り、あんまり深く追及しない方が楽しめると思います(笑)。
これは謎。本編でも一度も語られた事はありません。一応「デクスター」が名前なのですが、「姓」に関しては、どういうわけか全くの謎となっています。今後の新作などで明かされる日が来るのでしょうか?
また一時期、「デクスターの苗字はリュミエールである」という噂が飛び交った事があります。これは、私は未見なのですが、2001年1月に放映された「デクスターvsマンダーク シネマ ラボ 2001」というスペシャルの中でデクスターがこのように呼ばれた、という情報が元になっています。ただこの情報に関しては、海外サイトなど回ってみても一切見つからないため、おそらくなんらかの「聞き違い」ではないか?と考えています。
ちなみにマンダークに関しては完全に本名が判明しており、彼の本名は「スーザン・アストロノミノフ」です。
(2004.1.3追記、2004.3.18大幅改訂)
その後、c.i.さんを始めとする何人かの方からの情報をいただきました。それによるとやはりこの「デクスター vsマンダーク シネマ ラボ 2001」内において、デクスターが自分の姓を「リュミエール」と言った事は、どうやら確実なようです。ただこの設定は、海外などのサイトには全く掲載されていません。
そしてこの問題に決着をつけるべく奮闘した結果、なんとかしてこの「デクスターVSマンダーク シネマラボ2001」を見る機会を得ました。そしてついに「決定的画像」を入手しました!
ちょっと汚いんですが、この画像をご覧いただけば判るように、デクスターは 「リュミエール・デクスター」そしてマンダークは 「メリエス・マンダーク」と名乗っています(赤丸部分は管理人の手によるもの)。
ではやはりデクスターの本名は「リュミエール・デクスター」、そしてマンダークは「メリエス・マンダーク」なのでしょうか?
さてすでに勘のいい方ならお気づきかも知れません。例えばデクスターの声を担当されている「喜田あゆ美」さん。喜田さんの場合は、「喜田」が姓で「あゆ美」が名前ですね。という事は、デクスターも「リュミエール」が姓で「デクスター」が名前?それが違うのです。アメリカでは前に名前、後に姓が来るのが一般的です。なのでこの場合のデクスターだと・・・
「リュミエール」=名前、「デクスター」=姓
となってしまうのです!
「デクスター=姓」では無いのは、これは今更検証の必要も無いのですが・・・例えばデクスターのパパは、デクスターの事を「デクスター!」と呼びます。では鈴木さんのパパが、自分の息子を「鈴木さん!」と呼ぶでしょうか?呼びませんよね。その事からも「デクスター」が姓では無く、名前である事が判ります。
以上のことから、「リュミエール・デクスター」がデクスターの本名では無い、という事が判ります。もちろんマンダークには、すでに「スーザン・アストロノミノフ」という本名がありますしね。
では「リュミエール」とは、そして「メリエス」というのは、果たしてどこから出てきたのでしょうか?実は「リュミエール」そして「メリエス」という「姓」は、「映画」にとって非常に「重要」な言葉だったのです。
まず「リュミエール」についてですが、こちらを参照してください。そう「リュミエール」というのは、「映画」という物を作り上げた人物の名前なのです。そして「メリエス」なのですが、こちらを参照していただければ判るのですが、今で言う「特殊撮影」を発明した人の名前です。
そこでもう一度思い出していただきたいのは、この「リュミエール・デクスター」という名前が出たのは、「デクスターvsマンダーク シネマ ラボ 2001」という「映画」を紹介するコーナーであったという事。そこでデクスターとマンダークが、それぞれ自分の名前として映画に関連深い人物の名前を使ったという事。それらの事から類推するに、どうもこの「リュミエール・デクスター」という名前は、本来日本語版スタッフによる「お遊び」だったのでしょう。例えてみればデクスターとマンダークの「映画評論家」としての芸名みたいなものだったのかもしれません。だけどそれがいつしか「本名」として、誤って広まってしまった・・・というのが真相の様ですね。
以上が自分の出した結論です。いまだかつてデクスターの「姓」について本編で明確に語られた事は無いという事、そして海外サイトなどでは「リュミエール」などという単語は、全く出てきてないという事実を忘れないでください。
これもまあ、はっきりと語られた事はないですね。でも思い出してみるに、色々な局面で、デクスターは「ピーナツバターサンドイッチ」をよく食べている事がわかります。なので、これが彼の好物ではないでしょうか?
また第17話のラストで「レバー?大好きだよ」と言ってますが、これはまあガンマ線の影響でしょう(笑)。
また第38話でデクスターが食べている「ブリトー」は南米の方の食べ物で、どうやら原作者の「ゲンディ・タルタコフスキー」氏の好物らしいです。ちなみにこれを食べると、おならがよく出るらしい(笑)。
ちなみにディディの好きな食べ物は、キャンディ、チョコレートチップクッキーなど、子供の好きそうな物ばかりです(笑)。
(2004.1.3追記)
眠田直さんからいただいた情報によりますと、「ピーナツバターサンドイッチ」は、「スヌーピー」に出てくる「チャーリーブラウン」の好物でもあるようです。もしかしたら、それを受けたギャグなんでしょうか?
これも謎ですねえ。そもそもパパの働いているシーンなんて見た事ない(笑)。大体家にいるか、スポーツしているか。でも4人家族の割には、家が大きい(庭にプールまである)し、第28話「世界最強!スーパーママ」の話によると、午後6時には家に帰ってくるらしい(うらやましい…)ので、自分が勝手に想像するに、仕事が5時で終わって、それなりに高収入が得られる職業…つまり公務員ではないでしょうか?
ちなみに、第56話「パパはスタントスター」という話があるので、パパの職業はスタントスターなのでは?と思われますが、これもどうもデクスターを喜ばせるためのお芝居という印象が拭えません。また同じ話の中で、パパが「お前も父親が科学者なんてどんなにつまらないかいずれわかるよ」という意味のセリフがあった事から、パパも科学者なのでは?という噂が流れた事があります。こちらもパパはシーズン1の頃から、科学とは縁の無い体育会系人間として描かれている事から、「科学者」という事は無いでしょう。
なんにせよ、いずれ公式設定の方で明かされるのを待つばかりです。
まずデクスター。それから姉のディディ。ママ。パパ。またそれ以外にも、ペットとして、犬、猫、金魚などを飼っているシーンがしばしば出てきます。でも第 37話「飼い犬騒動」では、犬を飼っているって事がすっかり忘れられているような…(笑)?また第55話では、デクスターのおじいちゃんが初登場しました。デクスター達とは別の所に住んでいるようです。またこのおじいちゃんは、会話から推察するに、ママの方のおじいちゃんのようです。
(以下2002,4,10追記)
さらに第57話「最強の想い出」で、デクスターの記憶の中ですが、大おばさんの母親の「デクスタミナ」という人が出てきます。まったく油断できないなあ、第3シーズンは…(笑)。
(以下2002,4,17追記)
さらに第60話では、オライリーおじさんという人が登場。どうやらママかパパの兄弟らしいです。
まずデクスターの部屋にある本棚の裏が秘密の入り口になっています。その中には広大な空間が広がり、どうやらデクスターの家の壁の中、天井裏、あるいは地下までいっぱいに広がっているようです。また家の各場所からラボへの秘密の通路が無数にあるようです。
ちなみにこのラボですが、もちろん作ったのはデクスターですが、ラボが入っている「空間」はどうもデクスターが作ったものではないらしい。第51話「運命の姉弟」では、ディディに追詰められてデクスターが、壁の中に広大な空間を発見し、そこにラボを作るというシーンが描かれています。
…という事は、この空間は最初から家にあった、という事になりますが…、ではこの空間は誰が作ったのでしょうか???
まず「尊敬」している人。これはもちろん「アインシュタイン博士」。部屋や学校のロッカーに写真を飾る程に信奉しています。
次に「憧れている」人。これはグローリー少佐や、アクションハンクなどのヒーローです。やはりまだまだ子供ですね(笑)。
そして「好きな女性」ですが、まず第8話「ベビーシッターが来るよ!」の話に出てくる「リサ」。彼女に対しては、明確に恋していました。それから第40話「ディディの代役」の話で、ディディの代役で選ばれた女性。一発で合格している所を見ると、やはり好みのタイプだったようです。
どうやらデクスターは「ナイスバディで、色気のある、おとなしい女性」が好みのようですね。つまりはディディとは別のタイプ、って事ですが。
(2004.3.18追記)
第78話では、同じスクールバスに乗る「メリーウェザー」という少女に恋をしました。意外と気が多い?
9.「デクスターズラボ」のシーズン3ってなんで絵柄が違うの?
との質問ですが…実の所、はっきりした理由は私にもわかりません。ですから、これからお話しする事は、あくまでも推測にすぎませんので、ご注意ください。
まずその1。前シリーズから時間が経ちすぎている。
「デクスターズラボ」の1話から13話(第1シーズン)及び、14話から52話(第2シーズン)は、製作が96年~98年頃です(日本放送開始が98年末)。それから3年近くも経ってしまったので絵柄が変わってしまったのではないでしょうか?
続いてその2。スタッフが変わってしまったから。
「デクスターズラボ」の原作者であり、監督を務めていたのは、「始めに」のページにもありますが、「ゲンディ=タルタコフスキー」という方です。新作デクスターのオープニングに、一応彼の名前はありますが、各話の頭に出るスタッフリストの中に、彼の名前は、まだ発見できていません。
…というのも、現在ゲンディ氏は「パワーパフガールズ」や「サムライジャック」の方の製作に携わっていて、忙しいようです(あくまで推測ですが)。その為、新作デクスターは別のスタッフで(CHIRS=SAVINOを中心にしている)製作しているようなのです。そのせいで、絵柄が変わってしまったのではないでしょうか…?
以上が私の考える「絵柄の変わった理由」です。ただし、キャラクターが変わってしまった事については、実はゲンディ氏の了承済みではないかとも考えています。第2シーズン終了後に製作された、デクスターの映画版「エゴトリップ」という作品があります。これにはもちろんゲンディ氏も監督として参加しているのですが、これに出てくるデクスターやディディのデザインが、昔のデザインとシーズン3のデザインの丁度中間といった感じになっています(特にディディ)。またデクスターのアメコミでも、デクスターとディディ、及びマンダークはシーズン3のキャラクターで描かれています。また「パワーパフガールズ ムービー」の同時上映として公開された「デクスターズラボ ニワトリ男の恐怖」、こちらはゲンディ監督作品なのですが、やはりキャラクターはシーズン3をベースとしていました。
…以上の事から、「全体の雰囲気」はともかく、「キャラクター」に関しては、なるべくしてなったもの、と考えています
これについては、kimuchiさんよりいただいた情報がかなり整理されていてわかりやすいんで、それを代わりにのせておきます。
1,アートディレクターが、Craig McCracken氏からDavid Smith氏に
2,ディレクターがChris Savino氏に
3,Genndy Tartakovsky氏は不参加!
4,話の1話目と3話目が若干長く、そして2話目が短く
5,英語版のDexterの声がChristine Cavanaugh氏からCandi Milo 氏に変更
6,英語版のDeedeeの声が、第1シーズンのAllison Moore氏に戻りました。
7,ほとんどのスタッフはまだ残っています。しかし、Genndy Tartakovsky氏とCraig McCracken氏という重要人物がいなくなってしまいました。
…以上ですね。kimuchiさん、どうもありがとうございました!
11.「デクスターズラボ」の音楽を担当したのは、 「ナイトメア ビフォア クリスマス」の音楽を担当した「ダニー・エルフマン」ですか?
同じ質問を何度か受けているので、ここに書く事にします。
結論から言いますと「違います」。「デクスターズラボ」の音楽を担当しているのは、「THOMAS JONES」と「STEVE RUCKER」という方達です。
・・・でこれは逆に管理人からの疑問なんですけど、自分は「ナイトメア ビフォア クリスマス」を見た事ないんでわからないんですが、そんなに「ナイトメア ビフォア クリスマス」の音楽と「デクスターズラボ」の音楽って似ているんでしょうか???
実は「ジャック」というのは、あくまでも未来世界での「あだ名」みたいな物です。なので本名は「不明」です。これは物語中でもまだ明らかにされていません(26話まで)。今後彼の本名が判明する事があるのでしょうか…?
2.第1話に出てくる女性は、ジャックの母親ですか?それとも祖母ですか?
第1話において、ジャックの家族が出てきました。男性は明らかにジャックの父親なのですが、その彼がジャックの母親らしき人物に対して「母上」と言っていました。その事から最初この女性はジャックの父親の母親、つまりジャックの祖母では無いか?と思われていました。ところが第19話において、子供の頃のジャックがその女性に対して「母上」と呼ぶシーンがあります。という事はやはりジャックの母親なのでしょうか?
見た感じからすると、やはり「ジャックの母親」なのだと思います。となると第1話は翻訳ミスなのでしょうか?ちなみにジャックのコミックスを見た所、同じシーンのセリフは「MOTHER」となっていました。本来のニュアンスとしては「(夫が妻を呼ぶ時の)母さん」と言った感じになるのでしょうか?
当「カートゥーン横丁」では、以前「スパイクはオリジナルキャラクターでは無い」というスタンスを取っておりました。だけどその後の調査でやはりスパイクは「X-MENエボリューション」のオリジナルキャラクターだと言う事が判明しました。まずはその点だけお詫びしておきます。
さてオリジナルキャラクターであるスパイクですが、完全オリジナルというわけでは無く、モデルとなったキャラクターが存在します。そのキャラクターの名前は「マロウ」。
能力は体内から「骨」を出し、それを武器のように使用する、といった物で、見た目はスパイクの能力と酷似しています。ただこのキャラクターは女性であり、また黒人ではありません。なのでその辺りのキャラクターバランスを考慮され、スパイクというキャラクターが生み出されたのでは?と考える事が出来ます。
また二期生の「バザーカーズ」というキャラクターも、断定は出来ないのですが、どうやら「X-MENエボリューション」のオリジナルキャラクターのようです。
(2005.3.2追記)
シーズン3に出てきた「X23」も、「X-MEN エボリューション」のオリジナルキャラクターです。ところが彼女の場合、その後オリジナルの「X-MEN」への出演も果たし、さらに自分が主役のコミックまで出来ました。エボリューションオリジナルキャラの中では、一番の出世キャラでしょうね。
1.ナンバー5は女の子なんですか?なんで男の人が声をやっているんですか?
ナンバー5は間違い無く女の子です。
劇中でも「お嬢ちゃん」とか言われたり、また時としてスカートを履いたりもしています。
何故日本語では男性が声をやっているのか?その理由まではさすがに解りません。ただ英語でも彼女はかなりのしゃがれ声なので、その辺りが考慮されたのでは無いでしょうか?と推測しています。
ちなみにCN公式サイトの質問コーナーに同様の質問が寄せられた際には
「クールでカッコイイ雰囲気を壊さないよう、男性が演じています」
との回答がありました。
ナンバー3の名前は、本編中では「クキ・サンバン」と言われていますが、CNの公式サイトなどを見ると…「クッキー・サンバン」となっています。 果たしてどちらが正しいのでしょうか?
自分の考えでは「どちらも正解」だと思います。そもそも本来は英語の作品ですので、表記上と表音上の違いがあると考えられます。なので書く時には「クッキー」と書き、言う時には「クキ」と発音するのがいいでしょう。
似たような例は他にもありまして、例えば「デクスターズラボ」の「ディディ」は、放送を聞くと「ディーディー」、でも書かれている時は「ディディ」となります。また「サムライジャック」の「アク」も、「アク」と書くのですが、放送では「アクゥ」と言っています。
(2007.1.15追記)
現在公式サイトでは、表記が「クキ・サンバン」に戻されたようです。ただし場所によっては、まだ「クッキー」が残っている場所もありますね。
3.ナンバー2からナンバー5までは、第26話「引退の危機をはねとばせ!」で記憶を消されたはずじゃないんですか?
「引退の危機をはねとばせ!」は、ナンバー1以外のKNDメンバーが記憶を消されてしまって、大ピンチになる、というお話です。
実際本編中では、彼らは「KND」がなんなのか?という事すら忘れてしまっています。ところが第27話からは、何事も無かったかのようにふるまっています。一体いつ記憶が戻ったのでしょうか?それとも記憶が無いままなのでしょうか?
その答えは、実は第26話のエンディングにあります。この回のエンディングは、通常とは違ったイラストが出てくるのですが、その中にナンバー2達が、記憶を消されたマシンにもう一度入っているシーンがあります。おそらくこの時に記憶を元に戻したのでは無いでしょうか?断定は出来ませんが、そう考えるのが一番しっくりと来ます。
(2007.9.28追記)
映画「オペレーションZ.E.R.O.」で、この問題に対する回答が出されました。ナンバー86が、ナンバー0の作った「KND復帰モジュール」を使って記憶を戻した、と言っています。これは最高機密だったらしく、ナンバー86はこの機械を使った事を、誰にも言っていなかったようですね。
これに関しては諸説あります。「描きやすいから」「四本だと動いた時に五本に見えるから」などです。それで結論から言いますと「解りません」。結局昔からの習慣なので、今でも自然に指を四本にしてしまう、という事なのでしょう。そういった意味では、「日本アニメのキャラの目が大きいのは何故?」「日本アニメのキャラの髪の色がカラフルなのは何故?」という質問と同じ事なのです。
質問をいただいてこういう事を言うのもアレなのですが、「そんなもん私には解りません」。「カートゥーンネットワーク」の公式ページを確認されるのがよろしいかと思います。また公式ページでは放送リクエストも受け付けていますので、そちらを利用するのもいいかと思われます。
3.「幽霊城のドボチョン一家」はどうして放送しないんですか?
最近でこそ少なくなりましたが、「カートゥーンネットワーク」ではかつては昔のハンナ・バーベラ作品を良く放送しておりました。そうするとやはりある程度の年齢以上の方にとっては懐かしくて見入ってしまうのですが、でもあの作品はどうしてやらないの?というのがいくつかあります。そもそも「カートゥーンネットワーク」はハンナ・バーベラ系列ですので、基本的にハンナ系の作品以外はほとんどやりません。でもハンナ系の中で「幽霊城のドボチョン一家」はどうしてやらないの?と疑問に思われた方もいらっしゃるかと思います。
結論から言いますと、「幽霊城のドボチョン一家」はハンナ系ではありません。なので「カートゥーンネットワーク」で放送する可能性はほとんど無いと言っていいでしょう。
「でもちょっと待って?ドボチョン伯爵の幽霊旅行は放送していたじゃない?」と思われた方、その通り。「幽霊旅行」は確かに放送されました。だったらどうして?と思われるかも知れませんが、実は「幽霊城」と「幽霊旅行」はタイトルこそ似ていますが、元々は全く関係の無い作品同士なのです。「幽霊旅行」はハンナ・バーベラ制作。「幽霊城」はフィルメーション制作。
では何故日本放送で似たような名前がついてしまったのか?詳しい事は解らないのですが、当時のプロデューサーである高桑慎一郎さんという方が両作品を日本で放送する際に、同じようなタイトルをつけてしまい、さらに主題歌も似たような音楽になってしまったため、このような混乱が起きてしまったのだと思われます。
ちなみに「幽霊城」は「可愛い魔女サブリナ」と同じシリーズなのです。
(2005.5.21追記)
「幽霊城のドボチョン一家」の日本語版主題歌に関してですが、エンディングのみはCDに収録されており、現在でも聴く事が可能なようです。
「ファンタジック・メモリー 外国TV映画日本版主題歌コレクション」
ただし収録されているのはエンディングのみ。オープニングはマスターテープの劣化が激しく、収録できなかったとの事です。そして「マスターテープの劣化が激しい」という事は…ソフト化、あるいは再放送の見込みはあまり期待できないという事ですね…。そういった意味でもやはり「ドボチョン一家の幽霊城」は「幻」の作品なのでしょう。
4.「チキチキマシン」のDVDには音声が途切れている所があるけど、どうして?
自分はチキチキのDVDは持っていないのですが、時々こういった話を聞きます。結論から言いますと、その部分には「最初から音声が入っていない」のです。
そもそも「チキチキマシン」を日本で放送する際に、放送時間の関係上どうしても数分程カットせざるを得なくなったそうです。そこで本編のカットがされ、吹替えが行われたのですが、当然レースアニメですので、車の順番などには細心の注意が払われカットが行われたようです。
さてそのカットされた部分ですが、DVDには収録されています。つまり音声が入っていない部分とはまさにこの「カットされた部分」に他ならないのです。つまり最初から吹替え自体が行われていないわけですから、音声が途切れていて当然なわけですね。
なので決して「不適切な表現」があったとかでカットされたわけではありません。誤解なきように。